東日本大震災被災地支援 福島県児童保養プログラム ようこそ福岡★ふくしまKIDS

福島県児童保養プログラム

ようこそ福岡★ふくしまKIDS


平成23年12月23日~28日、5泊6日で

福島からの児童15名が(小3~6、男子7名女子8名)が福岡にやってきました。

第一日目、福岡空港に降り立った子供たちは開口一番「ここの線量は?」―この言葉に、福岡にいる間はそれらを一切忘れて心から冬休みを楽しんでもらいたい、との思いを一層強くしました。

滞在中は、八女市上陽町・旧川口邸を拠点に、伝統工芸体験・押し花カレンダーづくり・福岡教育大井上ゼミ生とのスポーツ交流・太宰府天満宮訪問など、体と頭と心をフル活用するプログラムで八女市内・福岡市内を駆け巡りました。

メインイベントは24日のクリスマス会。朝からほたると石橋の館でキャンドル作りやクリスマスの物語作り、ケーキ作りなどの準備をしながら、その合間にはそばを流れる星野川で川遊び。寒さも気にせず元気に走り回る子供たちの笑顔がとても印象的でした。

地域の方も加わり17時から始まったクリスマス会では、千葉会場とのスカイプ交流に加え、U-Streamでインターネット中継も行いました。子供たちが福島にいる保護者にメッセージを送ったり、保護者からは、「しっかり楽しんで!」「元気そうな様子を見て安心しました」等のコメントがリアルタイムで届いたりと大変好評でした。

 「福島に帰りたくない!」と涙を流す子供たちに複雑な気持ちで手を振った最終日。様々な制約の中で過ごさざるを得ない彼らが、少しでも明るい未来を描けるよう、今後も福岡から出来る支援活動を続けていきたいと思います。

今 回の受入れは、新しい公共支援事業(内閣府補助事業)の一環として行い、費用の一部にはひまわり基金を活用いたしました。グラウンドワーク福岡では、今後 もこのような福島の子どもたちや、気仙沼市本吉町津谷大沢区の支援を続けていきたいと考えています。ひまわり基金への活動資金の御寄附も引き続き宜しくお 願いいたします。

NPO法人グラウンドワーク福岡

福岡市にあるNPO法人。HUMAN LINK ~人と人とのつながりを通して誰もが幸せに暮らしていける22世紀の地域生活をめざします~ 環境改善・環境教育・福祉啓発・国際交流

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