日英グリーン同盟について
日英グリーン同盟は、かつて英国と日本の間で結ばれた日英同盟(1902年)締結100周年を記念し、軍事・政治同盟としての同同盟を、日英グリーン同盟に改め植樹を通し人と人(people to people)の交流を促進していこうというものです。
英国生まれのオークの苗木(背丈約1m)が植えられるのは北海道から沖縄まで171カ所(英国大使館では2001年5月から12月初旬まで参加地域の募集)。全部の都道府県で少なくとも一本は植えられます。植えられるオークの本数は1カ所1本です。また、この植樹計画への参加者は東京や大阪のような大都市圏だけではなく、人口の少ない町や村も数多くあります。さらにご参加いただく組織も地方自治体、学校、自然保護や町づくりに取り組むNPO、福祉施設、民間経営の庭園など様々です。(英国大使館広報部広報資料より抜粋)
主催:英国大使館(東京)・英国総領事館(大阪)・英国領事館(名古屋)・英国貿易促進事務所(福岡)
グラウンドワーク福岡の活動
グラウンドワーク福岡が行う同植樹事業は、(財)日本グラウンドワーク協会が日英グリーン同盟2002の一部を受託し、11都道県で展開する「いま・そして・未来のこどもたちへ:一本の木から広がるグリーン・コミュニティ」事業の地区活動としての記念植樹であり、
1)福岡県立福岡盲学校 2)上峰町立上峰中学校(佐賀県)
の2箇所(2校)において、ワークショップによる活動と連携し日英グリーン同盟2002を開催しました。尚、同年グラウンドワーク福岡が主催し、福岡県内各地で行われた「日英グラウンドワーク交流記念植樹」とは異なります。ゆえに2002年は、2つの記念植樹事業が行われました。
1)日英グリーン同盟2002
主催:英国大使館ほか ※上記2箇所グラウンドワーク福岡が参画しています。
2)日英グラウンドワーク交流記念植樹
主催:グラウンドワーク福岡
■福岡県立福岡盲学校(筑紫野市)
視覚障害の生徒達に配慮した立作業ができるハーブガーデンづくり活動を行い、一角に記念植樹を行いました。
■上峰町立上峰中学校(佐賀県)
総合学習支援の一環として、各テーマについて学んだことを記念植樹を行うイングリッシュガーデンに表現します。そして、思いから形として生徒、保護者、学校関係者と共にイングリッシュガーデンを制作します。
記念植樹及び式典に関しても、誘導的な指示はほどこすものの、生徒自らの主体性を大切に取り組ませ、県庁においての記者発表およびチラシ作成等を行ないました。
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