棚田で漬物つくってよかろうもん in ほしの＜１>

星野プロジェクト

棚田で漬物つくってよかろうもん in ほしの 　第１回大根収穫と大根干し

2006年12月2日（土） 10：00～15：00

福岡県八女郡星野村は、村の面積の ” 約８４％ ” を山林が占める山村で、村内には日本棚田百選の 「 石積の棚田　」　をはじめ、先人の技により築かれた多くの棚田が今もなお使われています。しかし、一方では、稲作の継承を断念し休耕田としなけらばならない田んぼも存在しています。そこで今回、休耕田の再生・活用と都市住民との交流促進という２つの目的のもと本企画を実施しました。

師走の星野村で、村のみなさんのご協力を頂き、都市住民ら約20名が集まり開催しました。材料となる大根は、車で20分ほどの山中にある畑から収穫。はじめて大根収穫を体験する参加者もおり、和やかな雰囲気のもとトラックいっぱいの大根を収穫しました。収穫した大根は、傷をつけないよう軍手をはめ、山間を流れる12月の冷たい星野川で土を洗い落としました。洗い終えた大根は、天日干しのため葉を束ね、棚に掛け、以降は、天日干しが済む次回の作業へつづきます。

作業後、村のおばしゃんにより手料理が振舞われ心もお腹も満たされた師走の週末でした。